Anthropology and feeling’s diary

人類学に関する本、日常で思ったことなど。

研究者の情報発信

はじめ、で情報発信について書いたにもかかわらず、かなり放置していたのは反省。

この前、そのことについて改めて感じる機会があったため、書きます。


今、人類学は他分野との相互交流が盛んに行われている(ようにみえる?あるいは以前から?)。
雑誌「現代思想」の人類学特集が昨年と今年の臨時増刊号として組まれていて、そこでは「人類学×哲学」、「人類学×美学」というように他分野との交流が企画されている。

そこで、哲学者の清水高志さんの論文が載っていて、ストラザーンなどの概念の整理が非常に参考になった。

そこで、いつもやるように名前で検索をかけてみると、twitterはやっているし、researchmapは顔写真付きで最新の業績まで詳しく載っているしで、感心した。

researchmapに顔写真せている人はほとんどいないし、業績を詳しく書いている人もそこまでいない。

毎回、論文を読もうと思ったり検索かけても、あまり整理された情報が出てこず、いろんな方法で経験的に探していくしかないということは、どうにかならないものかと考えていた。

そこで、彼のメディアの使い方は素晴らしいなと思ったわけです。


論文検索のほとんどがインターネットを使っている中で、いくら良い研究をしても、検索に引っかからなければそれは存在しないのと同じかもしれない。

現代に研究者としてやっていくためにはインターネットを使いこなすことが不可欠であろう。

 

 

現代思想 2016年3月臨時増刊号 総特集◎人類学のゆくえ

現代思想 2016年3月臨時増刊号 総特集◎人類学のゆくえ

 

 

 

現代思想 2017年3月臨時増刊号 総特集◎人類学の時代

現代思想 2017年3月臨時増刊号 総特集◎人類学の時代