研究者の情報発信
はじめ、で情報発信について書いたにもかかわらず、かなり放置していたのは反省。
この前、そのことについて改めて感じる機会があったため、書きます。
今、人類学は他分野との相互交流が盛んに行われている(ようにみえる?あるいは以前から?)。
雑誌「現代思想」の人類学特集が昨年と今年の臨時増刊号として組まれていて、そこでは「人類学×哲学」、「人類学×美学」というように他分野との交流が企画されている。
そこで、哲学者の清水高志さんの論文が載っていて、ストラザーンなどの概念の整理が非常に参考になった。
そこで、いつもやるように名前で検索をかけてみると、twitterはやっているし、researchmapは顔写真付きで最新の業績まで詳しく載っているしで、感心した。
researchmapに顔写真せている人はほとんどいないし、業績を詳しく書いている人もそこまでいない。
毎回、論文を読もうと思ったり検索かけても、あまり整理された情報が出てこず、いろんな方法で経験的に探していくしかないということは、どうにかならないものかと考えていた。
そこで、彼のメディアの使い方は素晴らしいなと思ったわけです。
論文検索のほとんどがインターネットを使っている中で、いくら良い研究をしても、検索に引っかからなければそれは存在しないのと同じかもしれない。
現代に研究者としてやっていくためにはインターネットを使いこなすことが不可欠であろう。
- 作者: 中沢新一,山極寿一,Ph・デスコラ,T・インゴルド,A・ツィン,出口顯,箭内匡,大村敬一,石倉敏明,近藤宏,清水高志,柳澤田実,岡本源太
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2017/02/03
- メディア: ムック
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ブログ移行 はじめに
gooブログから移行しました。最初の投稿はコピペします。
ここにきて、ブログを始めてみる。
なぜ、今これを始めるのか?
第一に自分の覚え書きのため
自分の考えていることの整理と記録、文章を書く練習をしたいから。
考えているだけではなく、文章として意味の通ったものにすることは意外と難しい。
今のところ研究職を目指していて、文章で表現しなければ評価もされないのが現実。
今では有名な人類学者も、学生時代にブログをやっていたりするから、それにあやかってみる。
といいつつ、くだらないことも書いていくつもりですが。
第二に情報発信とつながりのため
ここまでネットに大量の情報が流れていて日々自分が
それを享受しているのにも関わらず、自分は何も発信しないしコメントもしない。
以前どこかで極右の過激な書き込みをしたことがあるのは全体の4%しかいない
という記事を読んで、一部の書き込みが一般の意見であるかのように考えてしまうことは
非常に危険であるし、それならば自分も発信していかなければと思う。
まあ、そこまで大そうなことを言わないまでもニッチな学問分野であるし、
発信して誰かが見て、コメントくれたりすれば素敵だなと。
自分が中学生の時に、好き勝手書いたブログにクラスメートだけでなく、
顔の見えない常連が読んでくれていたみたいで、単純に嬉しかったことを思い出したこともあって。
という感じなので、気まぐれに、しかしときどき真面目に更新していけたらと思います。
よろしくお願いします。